晩秋の彩り 白馬岳
2015.10.09 髙木 律子

晩秋の彩り 白馬岳

晩秋の彩り 白馬岳

最近の白馬村はすっかり肌寒く、朝晩はストーブが欠かせないようになりました。空気もカラッとして、秋が深まっています。
そんな中、2015年10月3日(土)~4日(日)に白馬岳に登って来ました。今回はその様子をレポートします。

入山は猿倉から。白馬岳登山の王道、白馬大雪渓コースへ。
白馬尻小屋の前から見上げた白馬岳の彩りはとても美しく、印象的でした。

今年の白馬大雪渓は例年に比べて残雪が多く、この時期でも雪渓は約1時間30分歩きました。
雪に慣れていない方は軽アイゼンの着用をお勧めします。特に下りでは6本爪アイゼンが安心です。
雪渓が終わってからすぐ上部の登山道はとても崩れやすいので、特に慎重に進みましょう。

稜線に出ると、白馬山荘さんの後ろに白馬岳山頂が見えてきます。
山頂には風格のある石の展望表示版が設置されています。

この日の風はかなり強かったものの、見事な展望が望めました。
写真は杓子岳(左)、白馬鑓ヶ岳(左から2つ目)、剱岳(右後方、三角に尖っている)。

翌朝。強風はおさまる気配もなく、それどころか小雪が吹き付ける悪天候に。
山荘前の石畳はうっすら粉を振るったように白くなっていました。

この時期の北アルプスは、いつ雪が降ってもおかしくありません。
初冬の山に登るような身支度をしてくると良いですね。
軽アイゼンはもちろんの事、ニット帽、バラクラバ(目出し帽)、厚さの違う手袋2~3種類などを携行しましょう。
また、山小屋の中がとても寒いことがありますので、ダウンジャケットやルームシューズ(テントシューズ)のようなものがあると、冷えの防止になります。

【白馬岳メモ】

●白馬尻小屋と白馬鑓温泉小屋は、今シーズンの営業を終えました。

●白馬大池山荘の営業は10月11日(日)の宿泊までです。

●白馬山荘の営業は10月17日(土)の宿泊までです。

レポーター紹介
髙木 律子
髙木 律子

日本山岳ガイド協会認定登山ガイド
白馬山案内人組合所属、日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。

北アルプスや尾瀬を中心に活動。登山の魅力や楽しさを伝えられるようなガイディングを心がけています。

http://blog.livedoor.jp/rituko_takagi/
0261-72-7132(白馬山案内人組合)