ISBN:978-4-909355-04-1 C0098

バーバリアンデイズ

ウィリアム・フィネガン  児島 修 装幀:佐藤 卓
¥2,800(本体価格)
NEW
バーバリアンデイズ

波を友とし、若者は大人の男になった。半世紀のクロニクル。

原題『Barbarian Days: A Surfing Life』2016年のピューリッツァー賞「伝記・自叙伝部門」を受賞した大作の翻訳本です。装幀は日本を代表するグラフィックデザイナー佐藤卓氏が手がけました。 波を友として、一人の青年が時には悩み、切ない恋もし、世界を旅してジャーナリストに育っていく青春冒険自叙伝です。

訳者メッセージ

気が遠くなるほど膨大な時間を海に費やしてきた著者は、忙しくも充実した毎日に翻弄されながらも、若き日と変わらぬ心で沖に向かう。その姿は、"心の赴くままに、好きなことに夢中になればいい。迷いながらでも、前に進めばいい"という人生の真理を至極単純な形で浮かび上がらせる。本書が伝えてくれる力強いメッセージがいつまでも途絶えることのないうねりとなり、オフショアの風となって、読者の皆様が明日を生きるための糧になることを願っている。

グラフィックデザイナー 佐藤 卓

宇宙人がやって来たら、最初に読んでもらいたい地球の本!

『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版』マネージング・エディター 井澤 聡朗

波をすべての中心に据えた「サーファー」という生き方は、義務感や価値観への強烈なアンチテーゼだ。現代に生きる野蛮人からの誘いの書。

ワシントンポスト

優雅な筆致で描かれた魅惑的な冒険物語。知性溢れる自伝。サーファーだけではなく、万人に向けてサーフィンのカルチャーと秘密を解き明す

ロサンゼルス・マガジン

波乗りのメカニズムと興奮、文化、危険を克明に描いた傑作。映画のように鮮やかなイメージが立ち上がる、現代の『エンドレス・サマー』

ニューヨークタイムズ・ブックレビュー

あますところなく描写された、サーファーの世界と心理。息を呑むような瞬間の連続。サーフィンのすべてが、これほど細かく観察されたことはない

ニューヨークタイムズ

サーフィン本の最高傑作であると同時に、自由と純粋さを求めて広い世界を彷徨う若者の心理が鮮やかに描き出されている

スポーツ・イラストレイテッド

ヘミングウェイが闘牛を描くように、サーフィンの世界が描かれる。サーフィンを通じて若者が大人の男になっていく物語

著者について

ウィリアム・フィネガン:作家・ジャーナリスト。1952年生。ロサンゼルスとハワイで過ごした少年時代からサーフィンに情熱を注ぎ、青春時代は波を求めて世界各地を放浪。ニューヨーカー誌スタッフライターとして人種差別や政治、紛争、貧困などをテーマに旺盛な執筆活動に取り組む傍ら、現在も波に乗りつづけている。自らのサーフィン人生を回想した本書『Barbarian Days: A Surfing Life』で2016年のピューリッツァー賞「伝記・自叙伝部門」を受賞。本書以外に4冊の著作がある。ニューヨーク在住。