2014.10.07

色づく紅葉 白馬八方尾根から唐松岳

髙木 律子

色づく紅葉 白馬八方尾根から唐松岳

 御嶽山の噴火のニュースには、ただただ驚愕しております。
被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしております。

 奇しくも日を同じくして9月27日(土)~28日(日)、白馬村の唐松岳に登ってきました。
八方アルペンラインと呼ばれるゴンドラリフトを使い、八方尾根の往復ルートです。好天に恵まれた週末とあって、多くの登山者でにぎわっていました。

天気の良い週末はたくさんの登山者でにぎわいます

紅葉は標高2,000m~2,500mくらいの場所が見ごろ。今年は例年より色づきが少し早めです。これから山麓に向かって紅葉が進みます。

色づく八方尾根 色づくナナカマド

稜線が近くなると、コースは道幅の狭い岩場帯を抜けるようになります。登山道はとても良く整備されていますが、上部からの落石にはご注意を。浮石に足を取られないように慎重に足を運びましょう。

ガレ場の登山道の通過は慎重に

唐松岳頂上山荘から見た唐松岳(標高2,696m)。山荘からは片道20分ほどで到着できます。頂には二つの標識が立っていて、お好みの標識をバックに写真撮影ができます♪

唐松岳山頂(標高2,696m)

唐松岳山頂の標識 唐松岳山頂の標識

 翌朝、ご来光を受けた剱立山連峰。一瞬だけ雲海がバラ色に染まり、幻想的でした。ここに居合わせた人だけが見ることのできる絶景です。

唐松の稜線から望む剱立山連峰

下山時に立ち寄った八方池では、水面に“不帰の嶮(かえらずのけん)”と呼ばれる岩峰が映りこみ、迫力ある景観となりました。風の穏やかな晴れた日にだけ見られる景色です。

八方池に映る不帰の嶮

白馬の朝晩はぐっと涼しくなり、空気もカラッとしてきました。これからの時期に北アルプスの稜線に行かれる方は、朝晩は冷え込みますので薄手のダウンジャケットやニット帽、手袋などの防寒具は必携です。いつ降雪があってもおかしくありませんので、念のため軽アイゼンを携行することもお勧めします。

~おまけ~

里では稲刈りが進んでいて、すでに新米の季節。

山麓の紅葉は10月下旬ころに見ごろになると思います。11月上旬までは白馬村内の各地で新そば祭りが開催されていますよ!

レポーター紹介
髙木 律子
髙木 律子

日本山岳ガイド協会認定登山ガイド
白馬山案内人組合所属、日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。

北アルプスや尾瀬を中心に活動。登山の魅力や楽しさを伝えられるようなガイディングを心がけています。

http://blog.livedoor.jp/rituko_takagi/
0261-72-7132(白馬山案内人組合)