2019.12.27
リリース

A&F BOOKSから『日本の山ができるまで』 が出版されます。

【A&F BOOKSから『日本の山ができるまで』 が出版されます。】

『日本の山ができるまで』本体2,400円+税
五億年の歴史から山の自然を読む
小泉武栄著
A5判 上製 216頁 オールカラー 2020年1月20日刊行
ISBN 978-4-909355-16-4 C0044

日本の山は
なぜこんなに美しい。

日本の山は多彩で、同じ風景の山は一つもない。これは日本の山が古くからの様々な年代の地質からなり、地質が異なると山容も植生も変わるからである。大陸から分離した後、日本列島では隆起が始まり、火山活動も盛んになった。本書は5億年の歴史を繙き、日本の山の地質・地形と自然ができるまでを俯瞰したユニークな試みである。山を愛する読者必読の一冊。

本書では、山を構成する岩石の年代順、あるいは山ができた順番に話をしてみたいと考えました。いわば山を中心に日本列島の地史を再構成しようという試みです。以前登ったあの山は、日本列島の歴史の中でこんな意味をもっていたのかと、この本をみてその性格を再認識していただければ、と思います。《はじめにより》


内容 目次

第1章 日本最古の鉱物、礫、岩石
第2章 日本列島の地質の生い立ち
第3章 日本の山地、山脈の形成
第4章 大陸のかけらの岩石でできた山々
第5章 五億年前の日本列島誕生のころの地質からなる山々
第6章 五億年前〜三億年前の飛驒外縁帯などからなる山々
第7章 三億年前の石灰岩と変成岩 舞鶴帯、秋吉帯、三郡帯
第8章 二億年前~一億年前の付加体がつくる山々 美濃・丹波帯、秩父帯、足尾帯
第9章 手取層(礫岩層)にできた山々
第10章 一億年前~六〇〇〇万年前の領家帯と濃飛流紋岩からなる山々
第11章 一億年前の付加体・四万十帯からなる山々
第12章 四万十帯と同じころの地層や貫入した岩体からなる山々
第13章 北海道の山々の生い立ち
第14章 二〇〇〇万年前の地質からなる山々
第15章 一四〇〇万年前の火成活動でできた山々
第16章 一〇〇〇万年前以降の新しい地質でできた山や海岸
第17章 六〇〇万年前から三〇〇万年前の岩からなる山々
第18章 三〇〇万年前以降に活動した火山と隆起した山並み
本書で取り上げた主な山名地図

小泉武栄(こいずみ・たけえい)
1948年、長野県生まれ。東京学芸大学名誉教授。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。理学博士。専門分野は自然地理学、地生態学。「松下幸之助花の万博記念奨励賞」(松下幸之助花の万博記念財団)、「日本地理学会賞優秀賞」、「沼田眞賞」(日本自然保護協会)などを受賞。著書に『日本の山と高山植物』(平凡社新書)、『ここが見どころ 日本の山』(文一総合出版)、『登山と日本人』(角川ソフィア文庫)、『地生態学から見た日本の植生』(文一総合出版)ほか多数。元日本ジオパーク委員会委員。

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